香りを味方に付ける方法

香りを味方につける方法

2021.01.29

春の近づく気配を感じるのはいつも、2月の手前くらい。家を出て少し歩くと気付く空気の匂いです。

風はまだ冷たいけれど、なんだかほんの少しだけお日様の匂いが混じっているような、なんとも言えない優しいにおい。

季節にはそれぞれ独特の匂いがあるとおもいます。
夏の水の匂い。秋の落ち葉と花の匂い。冬の乾いた土の匂い。そして、春の太陽の匂い。

人間の嗅覚は動物的本能の強い部分で、記憶と深く結びついていると言われます。
個人的な感覚ですが、不思議と自分が楽しかったり、嬉しかった時の記憶はその時の香りも強く記憶していることが多いです。

自粛の影響で自宅で活動することが多いこの頃ですが、独りで一つの空間に長く居続けるというのは、やはり、ストレスを感じやすいものだと思います。

散歩や、運動で気分転換も必要ですが、もっと簡単な方法が、香りです。
リラックスのため、ルームフレグランスやアロマ、お香などで気分転換する方はたくさんいらっしゃると思います。
ほんの少し生活空間に香りがあると、それだけで空気が浄化されるような気持ちになりますよね。

日常が慌ただしいと、つい忘れてしまいがちになってしまいますが、生活のリズムタイミングをセットしてくれる役割を持つ香りを味方につけたいものです。

僕も、大切な人には香りの心地よいものをプレゼントするようにしています。プレゼントを選ぶ時もワクワクするし、渡した後もお互いで香りの話で盛り上がれるからです。
香りは記憶にすごく残りますし、お互いの一緒にいる時間をより楽しむには最適なプレゼントではないかとおもいます。

それとは反対に、これから頑張りたい!気持ちを上げたい!と思う時もあるはずです。
そういうときにはやはり、香水の出番です。

お出かけの前や、何かの前にちょっとつけるだけで、自分の中のエンジンがかかるような感覚があります。
特に、女性が香水をつける仕草は、なんだか異性をドキッとさせるものです。
つけ方もそれぞれあり、これから会う人に合わせて香らせ方を変えるというのも素敵です。

自然に香らせたい場合は、お腹から下につけて、体温で揮発させて香りが上にあげるのが一般的ですが、
あえて、強くアピールしたいときは手首や首元へ。 頭上に吹いてから降りてくる香水の下をくぐって全身に纏うというのも女性ならでは美意識があって魅力的なつけ方だと思います。

そもそも香水は人工的にたくさんのアロマエッセンスなどを調合したものです。
調香師の人が抽象的なイメージを元に、香りの元をブレンドさせ、明確なイメージを持つ香りを作り上げます。
アンモニアのような、一見単体では強烈な臭いの成分などでも、バランス良く調合させることで、人を惑わせるような魅惑的な香りに変化させていくのは、まるで魔法のようです。

多くのファッションブランドが香水を発表しているのも、衣装だけでは伝えられないブランドの内面的イメージを伝えることができるからだと思います。

ときに、伝えると言ってもそれは恋人や友人や他人へ伝えることだけとは限りません。
自分で自分に気持ちを伝えることも時には大切なことだと思います。

何か気持ちが沈んでしまいがちな時、気持ちを盛り上げたい時、無意識下の本当の自分へ呼びかけるような気持ちで香水にメッセージをたくす。

たった一吹きの成分で、明るく前向きなエネルギーを目覚めさせられるなら、こんなに便利でステキなものはありません。

最近少し元気がないなと思っていらっしゃる方は、好きな香りの香水をほんの少し身につけてみてはいかがでしょうか?
あなたが少しでも気持ちが明るくなれば、あなたのまわりの人も、きっと元気になれるとおもいます。